
光緒「ふかみん、気持ちは嬉しいけどそういう問題じゃないです。てかオレらアカペラ部ですよねえ!? なんで体育着に着替える必要あるんですか!」

由比「勿論、体づくりの為に、腹筋や持久走などなどを行うためだが?」

舞斗「きょとんとすんな、きょとんと。見ろよ、お前が生き生きするのと正反対に、光緒と明の顔が死んでんぜ」

ふかみ「みつお…あきらくん…しっかり…」

由比「むぅ…ここぞとばかりに筋トレを詰め込んでやろうと思ったのだが…」

光緒「絶対やだ絶対やだ絶対やだ。やってられねーですよ、おうち帰るー!」

明「俺も汗臭くなるのはちょっと! 今日練習の後、用事あるし!」

由比「うーむ……そうだなぁ…。ふかみ殿、みんなで一緒に筋トレするのは楽しいと思わないか?」

ふかみ「…そう…だね…。ぼくは、走るの嫌いじゃないし…筋トレも…」

由比「普段仲良くしている光緒と筋トレできたら、さぞかしふかみ殿は楽しいだろうなあ」

光緒「うっ…そこでふかみんを持ち出してくるのは卑怯じゃない…?」

由比「そういえば、最近のトレンドは筋トレ男子らしいぞ、明。知っていたか?」

由比「ところで、今から外に走り込みに行くと、ちょうど近所の女子校の下校時間と被るようだなあ…」