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  4. アオペラ -aoppella!?- side stories アオサマ2022朗読劇
「アオサマ2022」朗読コーナーでの台本をSSにして特別公開!
ルカ「夏祭り、FYA’M'の方から誘ってもらえると思わなくて嬉しいよ。残り3人も後で合流するってさっき連絡が来たし。」
由比「舞斗はバイト、明は先約、光緒は着付けに時間がかかっているとのことだ。」
道貴「今日はふかみ先輩は、光緒君と別行動なんですね! 珍しいです!」
ふかみ「うん……。ぼくはお母さんに着付けてもらったから……。でもふたりで一緒に浴衣を選びには……行ったよ……。」
道貴「ふかみ先輩の浴衣すごく似合ってます!いいなあ、ボクもご一緒したかったです……!」
ふかみ「みちたかさんも呼べばよかったねって……ふたりで話してた……。でも、みちたかさんの甚平も似合ってて……すごくいいよ……。」
ルカ「浴衣とか甚平って普段着ないから、みんなの印象も新鮮だよね。その分、慣れなくて歩くのが大変だけど。」
壱「わかる。僕、歩くの疲れちゃったー。休憩したい。」
燐「おい、これから屋台巡るってのに大丈夫か?言っとくが、俺は焼きそばとチョコバナナとイカ焼き食べるまでは止まらねえよ?」
壱「うん、ラムネ飲めば大丈夫だと思う。さっき見かけたから買ってきてもいい?」
由比「壱殿の一人行動は禁止だ。風紀が乱れるからな。」
壱「えー、乱れないよ?」
朝晴「確かに風紀は乱れませんが、我々の予定は乱れます。」
雨夜「はぐれないように、誰かに手を繋いでもらってた方がいいんじゃないかな?と思って。」 
燐「おいおい、男子高校生がお手てつないでランランランってか?」
朝晴「それは良いアイディアですね。」
燐「嘘だろ!?」
朝晴「ええ、もちろん冗談です。」
燐「表情が変わらないからボケがわかりづれぇよ!?」
壱「いいね。じゃあ僕、晴さんと3人で手を繋ごうかな。」
朝晴「いえ、謹んでお断りします。」
壱「くるしゅうないくるしゅうない。」
燐「なんで壱はノリノリになってんだよ!? てか朝晴がそれやってたら、正直、高校生同士っていうか保護……」
朝晴「はい?」
燐「いや、なんでもないです。」
壱「『SSR:引率の保護者にしか見えない宗円寺朝晴』を見てみたくない?僕は見たい。」
燐「俺が発言を控えたのに、あっさり言い切ったな……。」
道貴「あの、朝晴先輩、聞いてください!壱先輩もシャンシャン先輩も、朝晴先輩が大人っぽいと言いたいだけで!」
ルカ「そうそう、そうだよね! オレたちにはない大人の魅力に溢れてる!」
道貴「決して朝晴先輩が老けてるとかそういうわけでは……!」
朝晴「あの、道貴君、もう結構ですよ。」
道貴「朝晴先輩はピチピチの男子高校生ですから!」
ふかみ「みちたかさん、もしかすると……。」
由比「これは俺でも分かるぞ。フォローしているようでフォローになっていない、というやつだな。」
道貴「本当ですか!? すみません、土下座!? 土下座しかない感じですー!?」
壱「道貴、どうどう。落ち着くがよいぞ。よし、みんな、道貴のためにも一回ラムネを飲みにいこう。」
雨夜「そうやって、自分の都合いいように持ってかないの。……でも、僕も喉が乾いちゃったかも。」
ふかみ「ぼくも……言われてみれば……。」
朝晴「熱中症には注意せねばなりませんからね。それでは、ラムネを探しに行きますか。」
由比「承知した!」
帆波「あれれー? 臣くんたちどこ行っちゃったのー?全くみんな、お祭りだからってはしゃぎすぎだぞー?」
侃「うん、それ逆ね。おれたちがはぐれた側ね。」
帆波「え、そうだったの!? 気づかなかった!」
秀「大里はいい加減子供じゃないんだから、何か見つけてもちょこまかと走り回るな。全く、普段だったら反郷がなんとかしてくれるんだが……。」
帆波「仕方ないよー、粋くんはバイトだもん。みんな、粋くんに頼ってばかりは良くないぞ!」
侃「ほなさんってたまにさ、「どの面下げて」って発言するよね。ってかおれ喉乾いたんだけど。ジュース飲みたい。」
秀「向こうにラムネならあるぞ。」
侃「それでいい。」
帆波「ちょっと待ってちょっと待って、今はみんなで臣くんたちを探すターンだよ!?」
侃「それこそ子供じゃあるまいし、あっちはあっちで勝手に楽しんでるでしょ。」
帆波「えー、そんなぁ、折角みんなで来たのにー……。」
秀「別に、ラムネを買ってから後で合流すればいいだけの話で……」
帆波「確かに! 秀くん良いこと言うね!おやっさん、ラムネ3つ!」
朝晴「……なんだか、聞き慣れた騒がしい声がしますねぇ。」
燐「おお、ほんとだ帆波じゃん。一昨日のバイトぶり。」
帆波「あー、リルハピとフェイムのみんな!ってことは……猫屋敷くんもいる!?」
由比「……そうだな、ここにいるが。」
帆波「猫屋敷くんだ!えっと、その、どうしよう、オレ、ラムネ買ったんだけど飲む!?」
由比「ああいや、自分で買うから大丈夫だぞ。」
侃「そこは相変わらず暑苦しいやり取りしてるね。」
ふかみ「あ、あの……ひなのさん……こんにちは……。」
秀「……。」
ふかみ「げんき……?」
秀「別に。普通。」
雨夜「こっちの2人の関係も相変わらずみたいだね。」
ルカ「光緒くんがいたら、今頃、大変だったかもね。」
道貴「『オレのふかみんに話しかけられてて、その態度はなんですか!?』とか言っているのが目に浮かびます……。」
燐「お前らさぁ、もーちょっと仲良くしてくれると、俺たちの胃がキリキリしないで済むんだけど?」
帆波「え、丹波くんお腹痛いの!?それは大変!」
壱「お腹の空きすぎじゃない?」
燐「胃が痛いと無縁のマイペース2人組は一回黙ろうな?」
由比「ところで、そちらの大将は今日はどうしたんだ? 姿が見えないが……。」
侃「あのさぁ、いつもおれたちが一緒にいると思わないで欲しいんですけどー。」
帆波「さっきはぐれちゃったんだよね!」
侃「ほなさん、今それ言わなくていいから……。」
壱「はぐれちゃったの? 一緒に探そうか?」
燐「壱、頼むから空気読んでくれ。どう考えても、ここらでさっさと解散した方が良いメンツだろ?」
壱「えー、なんで? 困った時は助け合いだよ。ね、秀。」
秀「別に、俺たちだけで探せる。」
壱「ね、侃。」
侃「秀さんに同じ。てかはぐれて困ってないし。」
壱「ね、ルカ。」
ルカ「そ、そうだね。困ってはなさそうだけど、助け合いは大事だからね……?」
燐「みんなから同意が得られないからって後輩を頼るな。ルカも困惑してんだろ。」
雨夜「僕は別に探すの手伝ってもいいよ?」
燐「おい雨夜、お前の兄さんの苦虫を噛み潰したような顔を見てみろよ。ぜってぇ永臣に会いたくねえって顔だぞ、これは。」
雨夜「人の好き嫌いは良くないと思うんだよね、兄さん。」
朝晴「雨夜君、さてはちょっと面白がってますね……?」
雨夜「……ごめん、実は少しだけ。兄さんが声を荒げたり、ムキになるのって珍しいから。」
朝晴「私をおもちゃにするのはやめていただきたい。」
由比「しかし真面目な話をすると、手分けして探すならまだしも、この人混みの中であまり大所帯でぞろぞろと歩くのは、周囲の迷惑になりはしないか?」
ルカ「確かに。オレたち、手分けして探すことはできないしね。」
壱「できないの? なんで?」
ルカ「……理由の説明は必要かな。」
朝晴「いえ、少なくとも我々には不要です。」
燐「ってか、壱は良和に会いたいだけだろ?」
壱「バレた?」
燐「バレバレなんだよ。」
壱「大ファンだからね。」
帆波「おーっとここで大ファン発言出ましたが、秀選手、それを受けてどう思われますか!? コメントをどうぞ!」
秀「いいんじゃないのか。あいつは喜ぶだろ。」
帆波「おーっと、秀選手! 一切、動じません! これが本妻の余裕かー!?」
秀「誰が本妻だ。冗談でも気持ち悪いことを言うな。」
侃「秀さん、ここに和さん本人がいなくてよかったね。絶対悪ノリするから。」
帆波「えー、2人とも冷たい……折角リルハピとフェイムのみんなと出会えたんだし、もう少しノリよく盛り上がって行こうよー?」
侃「……あ、チャットだ。そろそろ花火始まるって。臣さんたち、もう土手のところで座って待ってるみたいだよ。」
帆波「え、そうなの? じゃあ早く行かないと……ってわけで、そろそろオレたち行くね!まったねー!」
壱「またねー。」
由比「……急に現れたかと思ったら嵐のように去っていったな。」
ふかみ「今日もうまく……話せなかった……。」
燐「いや、あれは向こう側の問題というか。ふかみはナイスガッツだったと思うぞ?」
道貴「そうですよ! えっとー……よしよし。」
ふかみ「みちたかさん……?」
道貴「光緒君がいないので! 代わりにボクがと思いまして!」
ふかみ「ありがとう……。」
雨夜「今はまだちょっとギクシャクしてるかもしれないけど、これから徐々に、良きライバルとして仲良くなれると良いよね。僕たちリルハピとFYA'M'みたいにさ。」
朝晴「そうですねぇ、善処はしますよ。」
壱「なれるよ、大丈夫。」
由比「壱殿、確信があるような口ぶりだな。」
壱「確信あるよ。勘だけど。」
ルカ「壱くんがそう言うなら、何も心配しなくて大丈夫だね。」
ふかみ「絶対の信頼があるんだね……。」
燐「そりゃまあ、朝晴にも永臣にも負けない、うちの大将だからな。信頼しかねーよ。」
朝晴「あなた達の強い絆を見ていると、時々、羨ましくなりますよ。」
由比「俺達も負けてられんな。」
ルカ「ところで、そうこうしてる内にラムネが売り切れちゃったんだけど……。」
壱「本当に? ここまでの道にもう一軒あったはずだから、僕探してく──」
雨夜「だから、はぐれるからダメだってさっき言ったよね。」
壱「ええ、信頼しかないってさっき……。」
燐「前言撤回、そこに関しては信頼ゼロだと思っといて欲しいわ。」
壱「ゼロは言い過ぎじゃな……分かったって、そんなに袖を引っ張らなくてもちゃんとみんなについていくってばー!」
アオサマ 朗読劇おまけ ~実はあの後、こんな会話をしてました~
雨夜「こっちの屋台もラムネは売り切れだね。」
朝晴「VadLipの皆さんとついつい話しすぎましたね。おかげで、余計喉が乾いてしまいました。」
ルカ「そろそろ、明くんや光緒くん達と合流する時間も近づいてきたよ。」
道貴「人混みだと、屋台で売っているものもわかりづらいですよね……。ボク、もっと目を凝らしてラムネ見つけます!」
壱「あ、かき氷の屋台見つけたー。ねえ、かき氷食べたい。」
由比「壱殿はかき氷で良いのか?ラムネとは異なるものだとは思うが……。」
燐「もうここまで来ると、冷たくて喉が潤えばなんでもいんだろ。」
壱「いや、本当はラムネが良かったよ。だって昨日、ゾウさんが……。」
燐「うん、なんとなくわかったから、もういいぞ。どうせ長くなる話だろ。」
壱「長くはならないよ。15分でちゃんと収めるつもりだから聞いてくれる?あのね……」
ルカ「わーい、ありがとう! オレはイチゴがいいな!」
壱「ラムネの歴史についてゾウさんが語ってたんだけど。」
道貴「えっと、ボクはブルーハワイにしようかな……ああでも、メロンも捨てがたく……!」
由比「すごいな。壱殿に動じず一切話を進めているぞ。これが、リルハピの絆というやつか……。」
燐「いや、そんな良いものじゃねえぞ。みんな壱の相手をすんのが面倒になってきてるだけだ。雨夜、俺はブルーハワイ! 舌青くしてえ!」
朝晴「舞斗君がいれば、壱君のお守りを任せられたんですけどねぇ。」
壱「僕はお守りなんて必要ないよ。むしろ、昔に夏祭りに行った時は、僕が舞斗の手を引く方だったんだよ。」
ふかみ「まいとくんが……? 小さい頃からしっかりもののイメージだったから……意外……かも。」
壱「お化け屋敷に入ったら、舞斗が泣きべそかき始めてさ。仕方ないから、舞斗は目をつぶっていいよって言って、僕が手を引いて歩いたんだよ。」
雨夜「なるほどね。確かに舞斗さん、怖いもの苦手だったもんね。」
道貴「普段は男らしくて周りを引っ張っていく感じなのに、意外ですよね!」
燐「かつて文化祭の時にめちゃくちゃビビらせた張本人が言うなよ……。」
道貴「あの時は本当にありがとうございました!ボク、あれで自信をつけることができまして、今年はもっともっと気合を入れて怨霊役を頑張ろうと……。」
燐「あれ以上頑張らんでいい。」
由比「おお、流石、練習熱心な道貴殿。学校行事の一つであっても手を抜かない、その姿勢やヨシ! だ」
ふかみ「あの時のみちたかさん……元気があって……とてもよかった……。次も楽しみにしてるね……。」
燐「だから道貴にこれ以上気合入れさせるな! 俺の心臓が持たねえわ!ってかお前ら二人は全然怖がってなかったよな。特にふかみとか、まんま平常心って感じだったじゃん……何、特殊な訓練でも受けてんの?」
ふかみ「ぼく、昔から生き物の空気にはびんかんで……。なんとなく、どこから誰が近づいてくるとかは……匂いでわかるんだ……。」
由比「ふかみ殿の特殊技能であるな。俺も習得したい。」
ふかみ「あと、生き物じゃない気配も、なんとなくわかるから……。あの場にはいないって、気づいてた……。」
燐「ちょい待ち、それってもしかして……。」
ふかみ「人が多いところはたまにいたりするよ……。今日の花火大会も……いたね……。」
燐「オイオイオイやめろって!?なんでサラッと本当にあった怖い話をぶっ込んで来るんだ!?」
ふかみ「でも、大体が悪さをしない、いい霊なんだよ……?」
燐「ついにハッキリ霊って言っちゃったよ!おい、マジでどうしてくれんだよ、俺今日もう一人で帰れないんですけど!?」
壱「大変だねー。」
燐「くそっ、こんな時に限って恐怖をわかちあえる舞斗も明もいねえし……!おい、壱。お前がはぐれないように仕方なく俺が手を引いてやるよ。喜べ!」
壱「え、やだ。」
燐「なんで朝晴の時はノリノリだったのに、俺はダメなんだよ!?」
ルカ「燐くん! オレで良ければ手、繋ごうか?」
道貴「ボクはじゃあ反対側の手を繋ぎます!両サイドを守れば、霊もシャンシャン先輩に手を出せないはずです!」
燐「流石に後輩に守ってもらうのは、先輩として情けなさすぎるから大丈夫だ……。」
雨夜「お化けが怖いって感情に先輩も後輩も関係ないと思うけど?あと、そろそろFYA’M'のみんなも、かき氷決まった?」
由比「ああ、すまん、注文を取りまとめていたんだったな。俺はイチゴで頼む。」
ふかみ「ぼくは……メロン……。」
朝晴「私はレモンでお願いします。すみません、雨夜君。燐君の反応がおもしろ……いや、興味深かったので、ついつい見守ってしまっていました。」
雨夜「ううん、気にしなくていいよ兄さん。みんなでこうやってワイワイできるの、僕好きだから。いつもよりはしゃいでる兄さんを見るのも、ね。」
朝晴「おや、私がはしゃいでるように見えますか?壱君に言わせると、引率の保護者らしいですが?」
雨夜「うん、だいぶね。最近、家のことで張り詰めてた糸が緩んでる感じ。」
朝晴「っそれはそれは……ふふ、やはり雨夜君には敵いませんね。」
壱「晴さんが夏祭りを満喫してるのは僕たちだって気付いてたよ。集合前に話してたもん。ね、ルカ。」
ルカ「うん、そうだね。今日の夏祭りに限らず、オレたちより忙しいはずのFYA’M'が、積極的に夏のイベントを企画してくれるのは、きっと……って。」
雨夜「僕たちだけだと、普段通り部室で練習して、帰りにどこかに寄るだけで終わっちゃうもんね。」
ルカ「部室で練習して、休憩中にみんなで喋って……っていう日常も楽しいんだけどね?こういう非日常を持ってきてくれるFYA’M'にはすごく感謝してるんだ。」
由比「FYA’M'も、リルハピと出会う前はこんなイベントなんてほとんど無かったぞ。俺達もリルハピから良い影響を受けているという証拠だ。だから、こちらこそ感謝だな。」
ルカ「そう言ってもらえるとすごく嬉しいよ!早く明くんたちも合流できるといいよね。みんなで見る花火、楽しみだな」
道貴「ですね!みんなで夏の思い出いっぱい作りましょう!」
燐「おう!」
壱「沢山歌って、沢山遊んで、忘れられない夏にしようね」
朝晴「そうですね。あ、念のため忠告しておきますが、壱君は歌って遊ぶだけでなく、沢山勉強もするように。夏休みの宿題を、後から誰かに泣きつくのは無しですからね?」
壱「はーい。」
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