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アオペラカフェ-来来!アオペラ飯店-
ふかみ 「それじゃあ……内装チームのミーティングを始めるね。あみだくじで決まったとおり、ぼく……深海ふかみが進行担当だよ……。」
雨夜 「同じくあみだくじの結果に従って予算管理は僕、宗円寺雨夜が務めさせてもらうね。」
永臣 「おー」
侃 「……助かる。」
ふかみ 「まずは、カフェをやることになった経緯について……かな。今回のきっかけを作ってくれた、はじめさんとはるみやさん、説明してもらってもいいかな……?」
壱 「うん。今回、僕たち……リルハピ、FYA'M'、VadLipのリーダーで集まって、実力をつけるために、大きな会場を借りてアカペラライブを実施しようって計画を立てたんだけど……。」
永臣 「そんなかで、資金をどう集めるか、って問題が出てきたんだ。」
雨夜 「あ、それなら僕が……。」
永臣 「ダメだ。」
雨夜 「えっ、まだ何も言ってないのに!?」
永臣 「どうせ自分がライブ会場を丸ごと貸し切るとか買うとか言うつもりだろ。それはリーダー同士で集まったときに宗円寺兄が提案してきたから却下した。ったく……どうなってんだよ、宗円寺兄と宗円寺弟は……。」
雨夜 「うーん……良い案だと思ったんだけどな……。」
永臣 「続けるぞ。その資金調達のために大里と反郷が期間限定で貸し出してるカフェの店舗を見つけてきた。俺たちはカフェを運営して、その売り上げをライブ費用に充てる予定だ。」
明 「いいね! みんなに喜んでもらえて資金調達もできるなんて最高! ついでにカフェの方向性は、もう決まってるの?」
壱 「コンセプトは『チャイナ』だって。光緒が衣装を用意するって言ってた。」
明 「あーそれで光緒ちゃん、チャイナファッションの雑誌やネットの記事見てたんだ。なるほどね。」
ふかみ 「じゃあ……ここからはチャイナをコンセプトにしたカフェの内装を決める……? 案があったら、教えてほしいな……。」
侃 「うん、ないかも。」
永臣 「即答かよ……。」
侃 「そういう臣さんは、あるの?」
永臣 「そりゃまあ……デカいドラゴンの置物を並べて、LEDライトで光らせるのはどうか?」
侃 「え……ダサい……。」
永臣 「くっ…。じゃーなんだよ、他にいい案あんのか?」
ふかみ 「……パンダ師匠を置くっていうのは、どうかな。」
雨夜 「うん。チャイナカフェの切っ掛けになったアイデアだもんね。絶対に置こう。」
壱 「じゃあ、僕もらいおん置きたい。とびっきり、おっきいの。」
雨夜 「ラ、ライオン?」
侃 「だったら、猫も…。」
雨夜 「う、うん……チャイナっていうコンセプトから外れて、動物園化してるような……。検討はしてみるね。」
明 「はいはーい! ここはやっぱりお姫様、王子様たちが大好きなキラキラな内装がいいでーす! SNS映え狙いでカーテンライトやキャンドルで演出するのはどうかな?」
ふかみ 「人を呼ぶにはよさそうだけど……それも、コンセプトから外れてる……かも……。」
明 「うーん、なら飾りがついた赤色の提灯とか?それならチャイナって感じがするんじゃないの。」
雨夜 「いいんじゃないかな、雰囲気も出るし。……あ、ほら。壱と永臣さんから貰った貸店舗の資料の中にもあるよ。このレンタルできる物品一覧のところ。」
ふかみ 「ほんとだ……レンタル料金も予算内に収まるね。店内のライトアップは、これで決まりだね……。」
雨夜 「他にもチャイナを意識した掛け軸風のタペストリーや、窓枠風の飾りがあるみたい。」
明 「あ、この番傘や丸い棚もそれっぽい。いい撮影スポットになるかも。」
雨夜 「予算と照らし合わせてだけど、色々出来そうだね。このあたりは要検討ってことでいいかな?」
ふかみ 「うん。他には……。」
壱 「満漢全席はどうかな?」
永臣 「は?なんだ、その呪文料理。俺らは内装チームで、料理は別チーム担当だろ。」
壱 「じゃなくて、ほら……あの料理を乗せたままぐるぐる回る……。」
侃 「あ……あの、回るテーブルか。」
壱 「そうそれ。動画配信で見たんだけど、テーブルをぐるぐる回すの楽しそうだったし、上に乗ってる北京ダックがすごくおいしそうだったから。」
永臣 「あるほうがチャイナらしさは出るが、サイズによっては場所が足りねえだろ。」
ふかみ 「うん……でも、一応……回転テーブルのサイズ、見ておくね……。」
壱 「ありがとう、ふかみん。」
雨夜 「ここまでをまとめると『オシャレで落ち着いた、クラシカルな中華飯店』っていう内装になりそうだね。」
ふかみ 「うん。いいと思う……。」
明 「それじゃあ、早速衣装チームに伝えてこなくっちゃ! 内装と衣装のバランスをとっておかないとね!」
雨夜 「僕も料理チームに伝えてこようかな。食器をどうするかっていう話もあるし、予算の擦り合わせもしないといけないし。」
ふかみ 「ぼくは……残ったみんなとレンタルする物品……確認しに行くね。」
侃 「はぁ、まだやるんだ……。」
永臣 「ほら、さっさと行って終わらせるぞ。鈴宮も……って、おい鈴宮?」
壱 「あ、ごめんね。みんなでカフェを運営するの楽しみだなーって考えてて。素敵な空間になるよう僕、頑張るね。」
「アオペラカフェ-来来!アオペラ飯店-」について

【開催期間】
2024年7月24日(水) ~ 2024年8月25日(日)

【開催場所】
グランドスケープ池袋 2F
https://grandscape-ikebukuro.jp/

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